遺産整理関連業務について

相続人の立場になったら、遺産相続を始めとするさまざまな事務手続きに対応しなければなりません。やるべきことが多すぎて混乱してしまう方もおられるでしょう。

そんなときには弁護士の遺産整理関連業務をご利用ください。

今回は当事務所の遺産整理関連業務において、依頼できることや利用するメリットをご説明します。相続人の立場になって膨大な手続きに困惑されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

このページの目次

1.遺産整理関連業務とは

遺産整理関連業務とは相続にまつわる手続き全般を支援するサービスです。

弁護士だけではなく司法書士事務所や信託銀行なども実施している例もよくあります。

具体的には、以下のような手続きを任せられます。

公正証書遺言や法務局に預けられている自筆証書遺言がないかを調べます。

戸籍収集により相続人を調べて確定します。

現預金や不動産、株式などの相続財産内容を調査して、財産目録を作成します。

遺産分割協議の進め方についてアドバイスしたり代理人として交渉したりできます。
また協議がまとまったら専門家が「遺産分割協議書」を作成します。

預貯金や株式などの遺産について、名義変更や解約払い戻しなどの手続きを任せられます。

不動産がある場合には、司法書士を通じて名義変更登記を行います。

不動産などの資産管理、売却や運用についても相談をお受けできるケースがあります。

相続税が発生する場合、税理士を通じて税務署への申告や納税の相談、手続代行を依頼できます。

上記のうち、不動産登記は司法書士、相続税申告納税は税理士に依頼する必要があります。

当事務所に遺産整理関連業務を依頼いただける場合には提携している士業におつなぎしますので、別途専門家を探していただく必要はありません。

弁護士による遺産整理関連業務の特徴は、当事者の代理人として活動できることです。遺産分割協議でもめそうになったとき、弁護士に依頼すれば代理人として協議を進め、スムーズに解決できるケースが少なくありません。

弁護士法23条照会による調査を利用できるので、相続財産調査も進めやすいメリットもあります。

法律の専門家なので遺産分割協議書の作成を依頼すれば安心ですし、他士業と連携している事務所であればワンストップで相続手続きを完了できるので、大きく相続人さまのお手間を省けるでしょう。

相続に関する煩雑な手続きを弁護士に任せれば、大切な時間と労力を大きく節約できます。

栃木県宇都宮市周辺で相続人になった方はお気軽にご相談ください。